ブツ撮りっていうか人形撮り。ポーズ可能な人形なのだけど、本日で２回目。ポージングができるのと素材の質感で前回は非常に苦労したのだけど、今回はサクサク決まった。
プチブラを分解してみた。
カスタムをやってる人のサイトを見ると、みなさんは分解の段階でズバズバと頭部をカッターで切り落としてて、「それってどーなの？」と僕なんかは思ってしまう。分解は再組立可能な状態でやるのが美しいと思うので、とりあえず模索しながら分解してみた。
分解に協力してくれたのはアズテックアライヴァル。
まず観察すると頭部にある接合線の具合から、頭部は顔面部・頂頭部・後頭部に分解できることが理解できる。さらに後頭部にはネジが刺さっている事から、顔面と後頭部はネジによって接着されている事が理解できる。ネジを締める場所が一箇所という事は、ここが組立の最終段階である事が推測できるから、頂頭部は顔面部と後頭部に嵌め込む方式で組み付けられてる事が容易に推測できる。また、首が回転してしかも外れないという事はやはりこれも顔面部と後頭部に嵌め込まれていると推測できる。
分解はとくに理由がない限り組立の工程を逆に辿ればよい。つまり、まず最初にやるべきはネジを外すことである。ネジを外すと、顔面部と後頭部の分割線に隙間が出来る。つまり、ここには接着剤が使用されていない。隙間から力を入れてみると分解しない。つまり、後頭部や顔面部と頂頭部は接着剤で接着されている可能性がある。ただし、ここで製造工程を想像してみる。後頭部はネジで留まっているのだから、後頭部に接着剤を使っている可能性は低い。そこで再度、ゆっくり傷つけないように注意しながら顔面部と後頭部の接合線を引き剥がすように力を入れていくと、後頭部が外れる。と同時に首から下が外れ、眼が外れる。
残った顔面部と頂頭部を観察すると、力を入れてこの２つの部品を引き剥がそうとしても外れず、接合線は粘性のある接着を示す。つまり、この２つの部品は接着剤で接着されている。若しくは、加熱で溶着している。
ここで初めて刃物が登場する。接合線に沿って刃物を入れる。接着面が切られ分解できる。
この方法では再組立が可能。
頭部の分解おわり。
ハニーバニーは可動ボディのクセに瞑り眼ではない。これが気に喰わないので、ハニーバニーを瞑り眼にしたい。今回の分解を参考にヒマな時間にやってみる。