亀戸に降り立った私は、身も懐も寒かった。なぜなら、風は冷たいし、仕事で出費はかさむし。いつもなら「身も心も懐も寒い」の三重苦なのだが、今日は心だけは暖かいのだよ、諸君。なぜだろう? 決まってるじゃないか。そう、今日は亀戸サンストリートでPerfumeのイベントなのだ。世界中に届く大きな声(裏声)で叫んでみせよう。「あ〜ちゃ〜んっ!!」
というわけで、2回目の亀戸サンストリートである。2回目なので、大体の状況も飲み込めて、そこそこ余裕をかましていたんだけれど、開始時間になるにつれて先週はいなかったタチの悪そうなお客さんがチラホラと。先週と少々違う状況に少し戸惑った。
さて、チラシ配りが始まった。もちろん、あ〜ちゃんから貰った。間近で見る可愛すぎるあ〜ちゃんは私を無口にさせる。なぜなら、私はクチが悪い。出てくる言葉は悪い言葉ばかりだ。彼女に似合う悪い言葉を私は持っていない。いや、彼女に似合う悪い言葉なんか、この世に無いのだ。であるなら、悪い言葉しか持っていない私は無口になるしかないじゃないか。
でも、チラシを配る3人を、そしてステージでの3人を見て思ったけれど、3人ともカワイイ。なんて言ったらいいんだろう? 3人それぞれ違う性質のカワイさを持ってるのかな。そして多分、(これは職業写真家としての勘なんだけれど)彼女たちはそれぞれが「自分のカワイさとは何か?」ということをかなり正確に把握している。最強じゃないか。もちろん、私がそんな事を思ってもPerfumeの魅力から逃れられるワケじゃない。むしろ、そこに惚れよう。よーし、来週も亀戸だ。
貰ったチラシには3人の好きな季節とその理由が書かれていたのだけど、べつにそんな記事とは関係ないそれぞれの誕生日がワキに書かれていた。そして、あ〜ちゃんの誕生日は来る2月15日である。これの意味するところは何か? 決まってるじゃないか。激烈にプレゼントを謹呈すべし、との神託なのだ。むろん、最近になってPerfumeを知った私はかしゆかとのっちに誕生日プレゼントを渡していない。ならば、同時にその分も渡さなければならないだろう。
亀戸から帰ったら、急な仕事が待っていた。帰らなきゃよかった。